散手とは
散手は武術の練習がある程度進んだ段階で自由に技術を出し合って技術の習得の度合いを確認しあう練習方法で散打ともいいます。
日本の柔道の乱捕稽古や空手の自由組手に相当するもので、伝統的には散手を練習する前段階として対練や推手などを行います。
散手には様々な形態があり、各門派でもその門派独自の方法で盛んに行われてきました。
現代では中華人民共和国が国際競技としてルールを整備し、アジア競技会等でも正式な競技として実施されています。
武術実用(散手)のコースでは、国際競技のルールの他、伝統的な方法も取り入れて練習しています。なお、招法は全員練習しますが、スパーリング(軽打・重打)は自由参加としています。
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軽打 (マススパーリング)
防具を着用せず、相手に軽く接触する方法で主に技術のタイミングやスピードの養成を目的とします。
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重打 (防具組手)
防具を着用して実際に打撃し合う練習です。自分より力の強い相手の打撃や投げに対しては精度の低い技術では通用しない場合がまま有ります。そういった状況を克服することを目的とします。
套路実用法とは
套路実用法とは武術の套路(日本で言う「型」)に含まれる各動作の実際の使用法を抽出して行う相対練習です。
套路の各動作には一つの動作に「打(打つ)」「踢(蹴る)」「拿(逆を捕る)」「摔(投げる)」が含まれるといわれ、様々な意味を持っています。また、一見同じ様に見える動作でも門派(日本で言う「流派」)の考え方により違う解釈がされていたり、逆に異なる動作が同じ意味であったりします。
套路実用法の練習では、各門派の伝統的な套路から基本動作や技法を抽出して実用練習や解釈の比較考察などを行います。
また、武術套路には多くの拿法(関節技)が含まれていますが打撃技術と異なり外見からは判断しにくいものがあります。従って拿法については汎用的な技術を選択し、套路の動作を理解するうえでの基本知識として練習します。
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套路実用練習
伝統的な套路から技法を抽出して相対で練習します。各門派の戦法や発勁法を比較考察します。
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拿法練習
先ず、穴所(ツボ)の圧し方を練習し、その後、関節技(正手)や返し技(破法)へと進みます。
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器械実用練習
器械の練習では、表演用の器械を使って刃筋を理解し、模擬器械で激しい打ち込みに対する攻防の感覚を養います。